旭山にゅーす・ぶろぐ

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2016年9月のすべての記事

2016年10月の壁紙カレンダーができました

1609カレンダー

 今月のWEBカレンダーの動物はシンリンオオカミです。

  

 旭山動物園では、シンリンオオカミをオオカミの森で飼育展示しています。飼育している個体はカナダに生息しているオオカミです。毛の色は、黒っぽいものから、灰褐色や白っぽいものまでいます。
 オオカミは、群れ(パック)を作り、群れは雌雄別の順位制を伴っており、最上位雌雄がペアとなります。通常群れは、雌雄のペアとその子どもたちで構成されます(現在旭山動物園の飼育個体も同様です)。繁殖して生まれた赤ちゃんは、群れの子どもたちも協力して赤ちゃんを育てていきます。
 オオカミの森では、オオカミたちが走り回る様子であったり、水浴びをしている様子、木陰で休む様子のほか、ときには群れで遠吠えをする迫力のある様子が見られますよ。

WEBカレンダーのダウンロードはこちら

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。

【800×600】  
【1024×768】  
【1280×1024】
 

【1280×800】  
【1366×768】  
【1680×1050】

 

過去のカレンダーはこちらからご覧ください
2016年9月分(ヨーロッパフラミンゴ)
2016年8月分(シロテテナガザル)
2016年7月分(アムールトラ・ユキヒョウ)
2016年6月分(アビシニアコロブス)
2016年5月分(シマフクロウ)
2016年4月分(レッサーパンダ)
2016年3月分(オオタカ)
2016年2月分(エゾユキウサギ)

 

しいくのぶろぐ「ルビ」

 アビシニアコロブスのルビ。10月で1才になります。4月の開園日のときと比べると、とても大きくなり一人遊びも上手にできるようになりました。
 8月、突然でしたがお父さんの「サミュエル」が亡くなるという悲しいできごとがありました。サミュエルの尾につかまりぶら下がって遊んでいた姿が懐かしく思い出されます。

 サミュエル亡き後、コロブス家族はどこか寂しげに見えました。放飼場で同居しているブラッザグェノンのマキャベリが時々部屋内を飛び回ったりすると、コロブス家族が不安そうにおどおどしていました。父、サミュエルの存在は大きかったように思います。

 近頃はおどおどもなくなり、堂々と過ごせています。
 ルビがお父さんに負けないくらい、立派なオスになってくれることを願い、これからも見守っていきたいです。
 

ルビー

ルビ

 

尾も立派になりました

尾も立派になりました

サル舎担当:林豊枝

【お知らせ】水禽舎(ととりの村)の改修工事について(期間:10月1日~4月9日)

水禽舎・ととり
「水禽舎(奥の建物)」と「ととりの村」
フラミンゴ
フラミンゴ

この度、施設の老朽化に伴い、水禽舎(すいきんしゃ。ととりの村内にある三角屋根の建物)の改修工事を実施することとなりました。

このため、次の期間につきましては、フラミンゴ及びととりの村の見学ができませんので、あらかじめ御了承願います。

皆様の御理解と御協力をお願いします。

見学ができない期間

※いずれも現時点での予定であり、状況により変更となる場合があります。

フラミンゴ

平成28年10月1日~平成29年4月9日

ととりの村

平成28年10月5日~平成29年4月9日

ゲンちゃん日記・平成28年9月「気候の変動とポケモンGOによる異変」

夜動2016

(写真)今年の夜の動物園の様子。さる山からの眺め(※さる山は現在改修中)。

夜間開園(夜の動物園)も終わり、足早に秋の足音です。今年の夜間開園期間はたぶん過去にない雨ゼロの一週間でした。強い日差しと暑さにちょっとうんざりでしたね。そのせいなのか、お盆が終わってからの方が日中の来園者数は多くなりました。さらに海外から家族単位で訪れるいわゆる個人客が明らかに増えているように思います。路線バスで来園される海外の方が驚くほど多くなりました。例年とは違う来園傾向が見られた夏でした。


違うと言えば、なんと旭山動物園内でアブラゼミを目撃しました。数年前からなぜか数日間だけミンミンゼミの声を聞くようになったのですがアブラゼミとはビックリでした。本州ではクマゼミの分布域が北上していますが、北海道内でも道南から分布を広げている生きものがいるのかもしれません。ただミンミンゼミもアブラゼミも複数で鳴いているのは聞いていません。 夏休み期間中は本州から自家用車で北海道旅行をする方も多くいて、その途中で旭山動物園に足を運ぶ方もいます。過去にはたまたま北海道に来る途中の東北地方で傷ついた野鳥を保護して、旭山動物園に行くんだからその時に預けようと言うことで持ち込まれて保護をしたアオゲラやフクロウなどがいました。

もしかしたらアブラゼミもミンミンゼミも内地や道南で旅行の途中に子供が捕まえたんだけど、死んじゃうから放しなさいと言うことで、あるいはたまたま車の中や荷台の中に入って運ばれたものが放れたのかもしれません。神楽岡公園などではどうなのでしょう?市内には定着していて飛んできたのかもしれません。もっと調べなければいけない気がしてきました。

旭山は市内とは意外に環境が違うようで、20年以上前に市内で生まれ育ったイヌでフィラリア感染症で死亡したイヌを見たことがありましたが、旭山ではフィラリアに感染してもおかしくない動物たちで死後剖検してフィラリアに感染した症例を見たことがありません。
気候の変動はここ旭川でも旭山でも確実に起こっていることなのかもしれません。 

そうそう、なんと言っても今年の夏の異変はポケモンgoです。この手紙を書いている夜9時を過ぎても東門を上る車の音が絶えません。夜の動物園の期間中、顔がほんのり緑色に照らされている人の多いこと!オオカミが遠吠えをしても全く反応もせずにひたすらスマホの画面を見つめる人の多いこと!ちょっと寂しいやら悔しいやら複雑な思いでした。

開園50周年に向けてさる山のリフォームも始まります。動物たちの毎日は続きます。旭山動物園は前向きに進んでいきます。 

 しいくのぶろぐ「キリンの近況」

ゲンキ1
辛抱の時
ゲンキ2
サブ放飼場のゲンキ

8月中旬くらいから、前足の具合が悪かったオスのゲンキですが、最近は状態も良く安定していますので、これまでの経過をお伝えします。

最初に症状が出てから一度は完治しましたが、相変わらず追いかけ行動が続いたので、ゲンキを広いメインの放飼場に、結をサブの放飼場にと分けて展示を再開しました。

しかし一週間後、再び跛行を示すようになりました。ご存知の方もいるかと思いますが、ゲンキはメスの結への執着が強く、一日中首を倒し、結のお尻に顔を近づけ追尾していました。この姿勢がゲンキの肩や前足に負担をかけ、足を痛めていたと考えます。

しばらく安静にするため展示を見合わせ、様子を見ながら、「ゲンキの足になるべく負担をかけない展示方法はないか?」と考え、ゲンキをサブに、結をメインに出し、ゲンキの運動を制限することにしました。が、これまでサブ放飼場でゲンキ一頭だけで過ごさせたことがなく、ましてや大好きな結は広い放飼場を自由に歩き回り、気が向いた時だけゲンキに近づく状況です。

狭いサブ放飼場でバタバタされてまた足を痛めないかが心配だったので、まずはじっくり時間をかけてゲンキをサブ放飼場に慣らし、「結はいつでも見えるところにいるんだよ!」とわからせ、どうにか現在に至りました。

今は落ち着いていますが、無理をさせるとまた再発することも十分考えられます。キリンは「足が命」ですので当分はこの体制で展示を続けたいと思います。

ちょっとゲンキが見づらいですが、ご理解くださいますようよろしくお願いします。

また、ゲンキの足の状態が不安定だったことや、サブ放飼場に慣らす期間を十分にとりたかったため、皆様への報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。これからも慎重に見守っていきたいと思います。

(きりん舎担当・飼育担当主査  中田  真一)

(募集期間:9月17日から9月25日まで。来園者のみ対象。)シロテテナガザルの子どもの愛称を募集します。。※募集は終了しました

シロテテナガザル愛称募集

7月11日に誕生し、現在展示中のシロテテナガザルの子ども(オス)の愛称の募集を下記のとおり行います。

皆さんからのたくさんのご応募お待ちしております!

モンロー(母親)と子ども
モンロー(母親)と子ども ※7月22日撮影
テルテル(父親)と子ども
テルテル(父親)と子ども ※9月11日撮影

1 募集期間

9月17日(土曜日)~9月25日(日曜日)の9日間 。※募集は終了しました

2 応募方法

てながざる館・屋内展示場所に設置してある応募用紙に、愛称、その愛称を考えた理由、応募者の氏名等を記入し、設置してある応募箱へ投函してください(記入漏れがある場合、無効となります)。
また、シロテテナガザルの子の近況を説明した看板を設置しますので、その写真を見て、愛称を考える参考としてください。

3 留意事項

  • 当園としては「実際にシロテテナガザルの子どもの様子をできる限り見て愛称を考えてもらいたい」ことから、来園者を対象とするため、電話、FAX、郵便、Email等での応募受付は行いません。
  • 応募は1人1通です。

4 選考方法

  • 命名者は1名とします。
  • 愛称及び命名理由が同一のものが複数ある場合は、抽選を行い命名者を決定します。
  • 選考にあたっては、必ずしも一番多い愛称とするものではなく、命名理由を重点として選考します。

5 命名式について

命名式は10月中に実施する予定です。当日は命名者に飼育担当などから特別なプレゼントを用意しております。
命名式の詳細については、後日お知らせいたします。

9月10日(土)11:00~ 絵本の読み聞かせを行います!

暑い日が続いていましたが、朝晩は涼しくなり秋の訪れを感じます。

園内も落ち葉があったり、図書館から見える木々も紅く色づき紅葉がはじまりました。
 

図書館から見える紅葉した木

(すこ~しずつ色づき始めました!)
 

8月は夏休みということもあり、たくさんの方に図書館にお越しいただきました。

8月から新しくなったおりがみ絵本「ワオキツネザル」作っていただいたり、

また、自由研究のためにキツネやフクロウについて調べるお子さんがいたりと、

図書館に足を運んでいただきありがとうございました!
 

おりがみ絵本「ワオキツネザル」

(8月から新しくなったおりがみ絵本「ワオキツネザル」)
 

さて、9月10日(土)11時からは毎月図書館で行っている読み聞かせの日です!

今月読む絵本は「ゾウの森とポテトチップス」と「かぜのこもりうた」の2冊となっています。
 

「ゾウの森とポテトチップス」「かぜのこもりうた」

(9月の読み聞かせ絵本です!どちらもゾウが出てきます)
 

南の島・ボルネオ島に住むゾウたちの命をおびやかしているもの…それは何なのか。

絵本を通して、知り、考えるきっかけになってくれればと思います。

読み聞かせの後には、ボルネオにも行ったことのある飼育スタッフから、現地のこと、ボルネオゾウのこと…など様々な話が聞けるのではないかと思います。お子さんはもちろん、大人の方も楽しめる時間になっています。9月10日(土)、動物図書館でお待ちしています!

                                                   (投稿者:昆野優子)                                  

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小学校中学年以上~大人向けの「旭山動物園だより」と、小学校低学年向け「あさひやまどうぶつえんみにだより」の2種類の最新号を発行しました。
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内容:キョン

あさひやまどうぶつえんみにだより65号 

あさひやまどうぶつえんみにだより65号(PDF形式 683キロバイト)

バックナンバー

「旭山動物園だより」「あさひやどうぶつえんみにだより」のバックナンバーはこちら(「資料・統計」のページへ)

日本テレビ「東野・岡村の旅猿9 プライベートでごめんなさい」で旭山動物園が登場します。ぜひご覧ください!(9月11日)

9月11日放送の日本テレビ「東野・岡村の旅猿9 プライベートでごめんなさい」で旭山動物園が登場します。ぜひご覧ください!

かば館

水中のカバも登場!

番組名 

「東野・岡村の旅猿9 プライベートでごめんなさい」

放送日時

9月11日(土曜日)午前10時55分~11時25分

放送エリア

関東ローカル。※同時間帯で北海道(STVテレビ)でも放送されます。

出演 

東野幸治さん・岡村隆史さん・持田香織さん

※今回の旭山ロケは7月に行われたものです。

日本テレビ「東野・岡村の旅猿9 プライベートでごめんなさい」の公式ページはこちら