平成17年10月 「冬期開園に向けて」

最終更新日 2005年10月28日

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気がつけばもう秋の気配です。
クモザル、カピバラもずいぶんと新居に慣れてきました。
特にクモザルはワイヤーやロープを頻繁に利用するようになり
一番の特徴である尾を使っての魅力的なポーズや行動が目立つようになってきました。
また一頭だったオスが死亡したので、新たなオスの導入の検討も始めました。
今でも思い出すとズキンとするのですが、
あの事故現場に居合わせた来園者の方には我々が駆けつけた後、
状況説明等をしっかりとするべきだったと反省をしております。
申し訳ありませんでした。

さて、今年の冬季開園ですがいろいろ大変なことになりそうです。
正面の券売所の建て替えだけではなく年末くらいから東門の移転工事、
「ちんぱんじー館」の着工と工事だらけになりそうです。
その影響で現東門からの入園はできなくなり、くもざる館室内は見てもらえなくなりそうです。

ペンギンの散歩は開園時間延長に伴い2回にするのですがコースは変更になります。
来園者も増加しそうなのでちょっと心配です。
いつも来園者の増加に対して対応が後手後手に回り、
「トイレが少ない!食べるところがない!入園がスムーズに出来ない!
動物舎ばかり整備して!」等苦情が耐えませんでした。
いつかどこかで追いつき追い越さないといけなかったのでこれでいいのかもしれません。
来年度のオープンからはお客様を迎え入れる部分では大幅に改善されると思います。

でも、門構えがあまりに立派になりすぎて観光施設のイメージが強くなるのは心配です。
動物園本来の基盤は地元のはずだし、観光がメインではないはずだと思うからです。

今回は動物ネタはなく終わりになっちゃいましたが、
サイパルも頑張っているのでこちらもさらにパワーアップしなければと思っています。