シンリンオオカミのメス「カント」の死亡について(12月5日)

最終更新日 2016年12月7日

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シンリンオオカミのメス「カント」の死亡について(12月5日)

12月5日、バックヤードで飼育していたシンリンオオカミのメス(愛称カント)が死亡しました。

カントは、2012年4月24日に旭山動物園で生まれた個体です。

12月5日の午前中に活力の低下と重度の下痢を確認し、午後から麻酔下での検査を行いました。検査の結果、開腹手術が必要と判断しました。この際、子宮蓄膿症を認めたため、子宮を切除しました。術後、麻酔が覚める際に呼吸が停止し、心肺蘇生を試みましたが死亡を確認しました。

解剖の結果、重度の消化管の障害を認めたため、子宮蓄膿症の悪化が死因につながったものと診断しました。

カント

死亡したシンリンオオカミのメス「カント」