平成17年(2005年)
この年は
愛・地球博、愛知県で開催。
郵政改革解散。
マンション耐震強度偽装事件。
平成17年のポスター
この年のポスターについて
この年のポスターは、あざらし館開館前に撮影したものですが、あまりにも構図が落ち着いていることから、この写真に決まったものです。
動物園のできごと
- おらんうーたん館オープン。
- くもざる・かぴばら館オープン。
- 新西門オープン。
- 札幌から旭山動物園間の定期観光バス運行開始。
- 網走市から流氷プレゼント。
- 冬期開園、5時間開園に時間延長。水曜日・木曜日の休園日もなくなる。
- サイの餌台の改良。
- 正門広場にホッキョクグマのモニュメント設置。
旭川市・道内のできごと
- 旭川市科学館「サイパル」オープン。
- 駒大苫小牧高校、夏の甲子園連覇。
動物園パスポート
入園者
206万7684人
飼育動物数
150種 805点(1月1日現在)
この年の主なテレビ番組
夢の扉
プロジェクトX
この年の新施設
おらんうーたん館
(2005年1月15日開館)
床面積99.04平方メートル
総工費 71,569,000円
社団法人旭川自動車学校よりの寄付事業
くもざる・かぴばら館
(2005年8月7日開館)
延べ床面積191平方メートル
総工費 460,530,000円
共生展示「くもざる・かぴばら館」開館
この年も、開園から順調に入園者数を伸ばし、終わってみれば昨年を62万人も上回る207万人の入園者数となりました。
1月15日、ダイヤモンドダストが見られる寒気の中「おらんうーたん館」がオープン。冬場は見られなかったオランウータンが冬期間も見られるとあって、大混雑となりました。でも、一番喜んだのは、いち早く施設に慣れ、自由に遊ぶことができたジャックかもしれません。
8月7日には「くもざる・かぴばら館」がオープン。以前よりチャレンジしてきた共生展示の施設で、来園者の注目を集めました。しかし、8月末、クモザル「シャボ」がカピバラにかまれて死亡するという事故が起き、お互いが相手の存在を尊重して生きることの意義を改めて考える機会となりました。