旭山動物園ヒストリー・平成16年

最終更新日 2016年2月24日

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平成16年(2004年)

この年は
79年ぶりに鳥インフルエンザ発生。
20年ぶりに千円札他が新紙幣に。
新潟中越地震。

平成16年のポスター

平成16年のポスターの写真

この年のポスターについて

この年のポスターは、2年連続ホッキョクグマ。写真の良さで決まりました。

この写真は夜の動物園の際に撮影したもので、遠くに東旭川の電波塔が写っており、決して合成写真ではありません。このような空模様は1年に1回あるかないかでしょうが、ちょうど夜の動物園にその日があたったのでした。

動物園のできごと

  • 正月特別開園スタート(1月2日から1月5日まで)。
  • 動物撮影教室スタート。
  • あざらし館オープン。
  • ホッキョクグマ「ルル」、アライグマ、カルガモ、エミュー来園。
  • 入園者数、初の月間日本一(7月、8月)
  • 甲虫展開催(8月)。
  • キリン「タミオ」、ホッキョクグマ「カンゾウ」死亡。
  • 第14回ゾウ会議開催。
  • 障害者夜間開園スタート。
  • ホームページ100万件アクセス達成。
  • 夏期閉園後に市民感謝デー開催。
  • シンポジウム「21世紀の動物園を考える」開催。
  • もうじゅう館前簡易水洗トイレ受贈。
  • 身近な野鳥のお話会開催。
  • 史上初の気象現象による途中閉園(9月8日 午後3時)。

旭川市・道内のできごと

  • 駒大苫小牧高校、夏の甲子園で全国初優勝。
  • 台風18号による大きな被害。北海道大学のポプラ並木の多くが倒れる。
  • 永山新川完成。「川のふるさと交流館」オープン。

入園者

144万9474人

飼育動物数

149種 750点(1月1日現在)

この年の主な報道番組

日高晤朗ショー
クローズアップ現代

動物園パスポート

動物園パスポート2004
動物園パスポート2004冬期

この年の新施設

あざらし館の外観
あざらし館(2004年6月6日開館)
延床面積999平方メートル
(内休憩所・売店部分507.84平方メートル)
放飼場266平方メートル
総工費 608,055,000円
あざらし館の内部

あざらし館オープン、全国的な人気に

テープカットの様子
マルミミゾウとペリカン

この年は初めて正月2日より開園し、予想を大幅に超える来園者でにぎわいました。また、ゴールデンウィークも多くの人が押しよせ、最高6キロメートルも渋滞が発生してしまいました。
6月には新施設「あざらし館」がオープン。その様子を全国のマスコミが報道し、旭山動物園は全国的に一躍有名になりました。また、この年の7・8月の来園者数が月間で初めて全国一となったことも大きく報道されました。最終的には、入園者数は夢の100万人を大きく上回り、恩賜上野動物園、名古屋市東山動物園に次ぐ国内第三位の入園者の動物園となりました。
このころから、新たなる取り組みとして、全く違う動物を組み合わせた展示「共生展示」にチャレンジし、マルミミゾウとペリカン、カモメとウグイとアザラシ、チンパンジーとホロホロチョウなど様々な組み合わせを試みました。