平成8年(1996年)
この年は
クローンヒツジ「ドリー」が生まれる。
羽生善治、将棋の七冠達成。
O157食中毒が多発。
平成8年のポスター
動物園のできごと
- ふれあいコーナーにチンチラ、フェレット、ポニー、ドワーフラビット仲間入り。
- ゴマフアザラシ、キリン、ワピチ他出産。
- アジアゾウ「アサコ」死亡。
- キツネリス、グリーンバシリスク来園。
旭川市・道内のできごと
- 近文清掃工場稼動開始
- 旭川リサーチセンターオープン
- 古平町豊浜トンネル崩落事故
入園者
26万0822人
飼育動物数
152種 600点(3月1日現在)
繁殖賞受賞動物
シマアジ(人工繁殖)
キレンジャク(自然繁殖)
アジアゾウ「アサコ」の死、過去最低の入園者数
この年、開園の翌年より旭山動物園を柱として支えてくれた、アジアゾウ「アサコ」が老衰のため亡くなりました。推定年齢60歳は、ほぼ天寿を全うした大往生でした。
入園者は過去最低だった昨年を更に下回る入園者数で「市のお荷物動物園」といわれたのもこのころです。
しかしこの年、15年ぶりに新しい動物舎の予算が認められ、建設が進められました。いわゆる「14枚のスケッチ」最初の動物舎です。この年を底に入園者は増加に転じ、長かった冬の時代も終わりを迎えるのでした。