旭山動物園ヒストリー・昭和58年

最終更新日 2016年2月24日

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昭和58年(1983年)

この年は
日本中が「おしん」ブーム。
東京ディズニーランド開園。
大韓航空機撃墜事件。

昭和58年のポスター

昭和58年のポスターの写真

この年のポスターについて

この年のポスターは新設遊具の他、チンパンジーの親子となりました。担当のS氏がチンパンジーを散歩させた際の1コマです。こどもの方は自由なのですが、親の方は実は首輪がついていて、この首輪を見えないように撮影するのが難しかったそうです。

動物園のできごと

  • バトントアリング、ファミリーオークション
  • 動物園まつり、サマーフェスティバル開催
  • いこいの広場、救護所の寄贈を受ける
  • 動物資料展示館新設(財団法人日本宝くじ協会寄贈)

旭川市・道内のできごと

  • 旭川市の人口36万人を超え、北海道では札幌に次ぐ第2の都市になる
  • 道立東栄高校、凌雲高校開校
  • エアバスA300就航

入園者

59万7133人

飼育動物数

121種 523点

繁殖動物

アカゲザル 1

ワピチ 1
アカクビワラビー 1

エゾシカ 3
 

遊戯施設

ジェットスクリューコースター、ツインドラゴン新設

遊具の時代・動物資料展示館新設

動物資料展示館

この年は、大型遊具が相次いで新設されました。
開園と同時に初運転されたのが、40人乗りの海賊船がブランコのように空中を泳ぐ「ツインドラゴン」。さらに7月の「動物園まつり」には、全長450メートルの「ジェットスクリューコースター」が登場しました。特にジェットコースターの人気はすさまじく、乗車の列が3時間待ちになったこともあったとか。なお、この年の遊具の使用数は入園者が5倍になった今日でも未だに破られない記録となっております。
新しい動物としては、帯広動物園から贈られたシンリンオオカミのつがい、サカツラガンなど。そして、動物剥製、シカの角、鳥の卵などの展示と、二階にレクチャー室(現在、どうぶつ図書館)をもった動物資料展示館が財団法人日本宝くじ協会の寄贈により新設されました。
この年の入園者は過去最高の59万8千人となり、一時のピークとなりました。それから年々入園者は減少し、いつかこの入園者数に戻るのが目標となりました。