旭山動物園ヒストリー・昭和45年

最終更新日 2016年2月24日

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昭和45年(1970年)

この年は
よど号が赤軍派にハイジャックされ、三島由紀夫が割腹自殺するなど、ショッキングな事件が続いた。

昭和45年のパンフレット

昭和45年のパンフレットの写真

(補足)この年のポスターをさがしています
実は、今回旭山動物園ヒストリーのポスターは開園35年の時に集めたものを使用しているのですが、その当時から、どうしても昭和45年と昭和51年と昭和54年のポスターはありませんでした。どなたか古い旭山動物園のポスターを持参の方がいましたら、ご一報いただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
なお、昭和54年を除き、パンフレットは現存し、図柄は分かっています。

動物園のできごと

  • ロバとシマウマの子「ドブラ」誕生
  • ホッキョクグマ舎完成
  • ゴーカート10台設置
  • ツツジ植樹

旭川市と道内のできごと

  • 旭川市の人口30万人の突破
  • 開基80周年祝賀会を挙行
  • 旭川サイクリングロード開通
  • 北海道開拓記念碑「風雪の群像」除幕式

入園者

42万1900人

飼育動物数

80種 495点

繁殖動物

アカゲザル 1

ライオン 1

ドブラ 1

ヤクシカ 1
マントヒヒ 1
シベリアオオカミ 6

グラントシマウマとロバの混血児「ドブラ」誕生

ドブラの写真

この年の話題は、なんと言っても「ドブラ」の誕生。お母さんはグラントシマウマのローズ、お父さんはロバ。昭和43年夏から一緒に飼育され、ベビーの誕生となった。「ロミ」という愛称もつけられた。
名前の由来はロバはドンキー、シマウマはゼブラなので父親の種名を先頭に合成したものです。ドンキーの「ド」とゼブラの「ブラ」で「ドブラ」です。

このような個体は一般的に長生きしないことが多いのですが、ロミはロバやシマウマの寿命を遙かに超え、平成18年1月に老衰による呼吸不全で死亡しました。35才の大往生でした。

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