昭和45年(1970年)
この年は
よど号が赤軍派にハイジャックされ、三島由紀夫が割腹自殺するなど、ショッキングな事件が続いた。
昭和45年のパンフレット
(補足)この年のポスターをさがしています
実は、今回旭山動物園ヒストリーのポスターは開園35年の時に集めたものを使用しているのですが、その当時から、どうしても昭和45年と昭和51年と昭和54年のポスターはありませんでした。どなたか古い旭山動物園のポスターを持参の方がいましたら、ご一報いただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
なお、昭和54年を除き、パンフレットは現存し、図柄は分かっています。
動物園のできごと
- ロバとシマウマの子「ドブラ」誕生
- ホッキョクグマ舎完成
- ゴーカート10台設置
- ツツジ植樹
旭川市と道内のできごと
- 旭川市の人口30万人の突破
- 開基80周年祝賀会を挙行
- 旭川サイクリングロード開通
- 北海道開拓記念碑「風雪の群像」除幕式
入園者
42万1900人
飼育動物数
80種 495点
繁殖動物
アカゲザル 1
ライオン 1
ドブラ 1
ヤクシカ 1
マントヒヒ 1
シベリアオオカミ 6
グラントシマウマとロバの混血児「ドブラ」誕生
この年の話題は、なんと言っても「ドブラ」の誕生。お母さんはグラントシマウマのローズ、お父さんはロバ。昭和43年夏から一緒に飼育され、ベビーの誕生となった。「ロミ」という愛称もつけられた。
名前の由来はロバはドンキー、シマウマはゼブラなので父親の種名を先頭に合成したものです。ドンキーの「ド」とゼブラの「ブラ」で「ドブラ」です。
このような個体は一般的に長生きしないことが多いのですが、ロミはロバやシマウマの寿命を遙かに超え、平成18年1月に老衰による呼吸不全で死亡しました。35才の大往生でした。
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