旭川市庁舎整備検討審議会 第3回答申書作成部会 会議録
日時
平成27年12月1日(火曜日) 午後6時30分から午後7時30分まで
場所
第二庁舎 3階 健康相談室
出席者
- 委員4名
大矢委員、蔦井委員、永瀬委員、森崎委員(50音順)
- 事務局(総務部)
田村庁舎整備担当課長、後藤管財課主査
久米・柴滝共同企業体 1名
欠席者
なし
傍聴者
なし
会議資料(PDF形式)
会議内容
1 開会
2 議題
答申書(修正案)について
(部会長)
答申書(修正素案)に基づき説明
「イ 新たに追加する機能の必要面積」について、「機能を併用」というのはいかがか。何か意見はないか。
(委員)
面積の話をしているのではないか。
(部会長)
空間の話である。例えば、それぞれの部局や組織が会議室を持つのではなく、互いに併用して効率を高めた方が良いということを言いたい。会議室のような部屋は互いに融通しあって使い回すということがはっきり表現されていた方が良いと思う。その辺で意見はないか。
(委員)
「それぞれの機能が使うスペース」という記載ではどうか。
(部会長)
「それぞれの機能が使うスペースの重複部分」という言葉を入れれば良いのかもしれない。
(委員)
「重複する」ではなく、「共通する」という方が良いのではないかと思う。
(部会長)
「共通」なら機能でも分からなくはないという気がする。しかし、共通の機能というよりは空間の問題なのだとはっきり言ってしまった方が分かりやすいと思う。
(委員)
場所や部屋と言った方が分かりやすいと思う。
(部会長)
併用する重複部分とは何かというと、どの機能を果たす上でも必要な、例えば会議室のような空間を指していると思われるので、この部分は「各機能を果たすために必要な諸室(例えば会議室など)で、重複する部分は併用する」という表現にしたらどうか。
(委員)
会議室とあるだけでイメージが浮かび上がる。
(部会長)
括弧書きでも良いので、そういうものを入れておいた方が分かりやすいと思う。
(委員)
少し具体的なものを入れたほうが良い。
(部会長)
具体的に余りはっきり言わない方が良いということもあるが、そのことによって分かりにくくなるという弊害もある。
ここのところは、「会議室など」と入れても良いのではないかという気がする。
今回削った文言に、例えば「社会福祉協議会は庁舎に必要だが、組織全体が必要か疑問」とある。機能のうちのある部分はなくても良いということも考えられる。そういうことも新しい文章の中で分かった方が良いのではないかという意見があった。その辺はどのようにしたら良いか。
(委員)
議論としては、中身をもう少し精査し、重なる部分は一緒に使おうということではないか。
(部会長)
必要のない部分は削除しても良いということか。
(委員)
そのとおり。その2つを合わせたら、全体的な面積が削減できるということだ。
(部会長)
機能としてなくても良い部分は、文章から削除しても良いのではないかという意味合いが、もう少しはっきりわかった方が良い気がする。
そのため、「重複部分は併用すべき」としたい。
(委員)
そうすると、特に商工会議所や社会福祉協議会などについて、この部分は必要という話が必要ではないか。
(委員)
具体的にその話が出たのは、連携可能な民間窓口のところだ。それ以外のところは余り意見が出ていなかったので、この辺に関して議論したという経過、整理が必要ではないか。
(部会長)
民間機能について言いたいことは、新しい庁舎内に設けるべきものと、そうでなくても良い部分があるということだと思う。そこをどう表現したら良いか。
(委員)
その辺は、前回の審議会の意見でも、具体的に書くのはどうかという意見があった。全く書かない訳にもいかず、難しい意見だったと思う。
(部会長)
民間窓口機能といったときに、窓口というと、一般市民との接点というようなイメージがあるが、例えば商工会議所はあてはまるのか。
(事務局)
商工会議所や社会福祉協議会にはそういう機能がある。市の窓口と連携することで利便性が増すような部分があるので、そこの組織をこちらに持ってきたらどうだろうということで示されている。
(委員)
現在、会議所の中は6階まであるが、スペースとしてはほとんど会議室だ。その会議室としてのスペースもこの1、400平方メートルに入っているのか。
(事務局)
入っている。
現在、会議所がある建物は道北経済センタービルという名称だが、1階には喫茶店があり、会議所の事務所そのものは3階の1フロアである。それ以外で会議所が占有している部分は、中小会議室や広く一般に公開されているホール的にも使える大きな会議室など、講習会場や試験会場にも使われる部屋で、それらを合わせると約1,400平方メートルである。
建物全体は4,000平方メートルぐらいの延床面積を持っていて、上階はほぼ貸館であり、弁護士事務所や青年会議所も入っているが、その部分は新庁舎の面積には入っていない。現状、いわゆる商工会議所として持っている部分の範囲が1,400平方メートルということだ。
(委員)
現在、社会福祉協議会は、ときわ市民ホールにあり、いろいろな部屋を使えているので、整理が難しいと思う。
商工会議所専用の研修室を確保するのは、来年の計画の段階になったらやはり難しくなると思う。
(委員)
その議論をしたという文言をどう加えるかだと思う。前は具体的過ぎたので、ピンポイントで言われている当事者には、少し心苦しいところがあったのだと思う。民間機能に関しては賛否両論があるので、それも含めてもう少し検討した方が良いと思う。
(部会長)
民間の組織については、その全ての部局が必ずしも庁舎にある必要はないという意見もある。共通・重複部分は併用するような使い方も考えられるということで、全体的に面積を最小限にしようということを言いたい。
重複部分の前にもう1センテンス入れるようにする。文章が長くなるかもしれないが、言いたいことは、併用の部分と、本当に必要な空間、面積かどうかの吟味という2つである。
商工会議所や社会福祉協議会といった個別の名称は出さず、民間窓口機能のことを議論した経過を入れつつ、最後は会議室のことも入れながら、できるだけ面積を削減する方向に持っていこうというまとめでいかがか。
(各委員)
<委員了承>
(部会長)
事務局から、今後の進め方について連絡はないか。
(事務局)
本日の議論を踏まえた修正案を早急に送る。部会委員の確認を今週中に終え、来週には審議会委員への発送の手続きを行いたいと考えている。
(部会長)
事務局からの説明どおり進めてよろしいか。
(委員)
<委員了承>
3 閉会