あさひばし 平成29年8月号「インタビュー 目指そう!自分の腕前を発揮する仕事・技能士」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2017年8月15日

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技能士とは、ものづくりの仕事に必要な高度な技術と知識を持ち、国が実施する技能検定に合格した人のことです。

職種の異なる3人の技能士に仕事の内容や、やりがいを聞きました。

一つの道を定めて技を磨いてきた3人

建築大工技能士2級の加藤誠二(かとうせいじ)さんは、住宅などの建築物の設計から施工までを担う大工です。「体を動かすことが好きだったので、今の仕事に就きました。修業時代はなかなか上手に作れませんでしたが、悔しい思いをばねにして仕事に取り組んできましたね」と振り返ります。

印章彫刻技能士2級の小森豪(こもりつよし)さんは、別の仕事を経験した後に印章彫刻の修業をし、家業の店を継ぎました。「自分が作った実印などのはんこを、お客様が大切に長く使ってくれることに大きな喜びを感じます。とても深みのある仕事だと思っています」と小森さん。

フラワー装飾技能士1級の寺岡るみ(てらおかるみ)さんは、花が好きでフラワーデザイナーになり、アレンジメントなどを作る教室も開いています。「技能士資格の取得に向けて勉強したことで、知識が深まりました。合格した後は、以前よりも自信を持ってお客様の前に立てるようになりましたね」と話します。

楽しさとやりがいを持って長く続けられる仕事

技能士の魅力は、たくさんあります。加藤さんは「自分の子供用の机を作るなど、家でも技術を生かせます」と話します。「お客様のイメージどおりに商品を仕上げることができ、笑顔で喜んでもらえたときに一番やりがいを感じます」と寺岡さん。また、「定年がないので、一生勉強しながら、ずっと続けることができる仕事です」と言う小森さんの言葉は、全ての技能士に当てはまります。

加藤さんは、技能士で構成する北海道旭川地方技能士会の青年部長を務めています。「毎年、技能士会主催で技能フェスティバルを開催しています。様々な技能職に触れて、多くの人に興味を持ってもらいたいです」と催しの目的を話します。当日は、3人も参加する予定です。優れた技術をぜひご覧ください。

みんなで体験しよう!技能フェスティバル

熟練技能士による実演が見られる他、フラワー装飾・はんこ彫刻・左官・建築・鉄工・クッキーデコレーション等の技能体験ができます。

とき 9月10日(日曜日) 午前10時から午後2時30分まで

ところ ポリテクセンター旭川(永山8の20)

【詳細】北海道旭川地方技能士会 電話0166-46-5278、産業振興課 電話0166-65-7047

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