あさひばし 平成28年3月号「市立病院からのお知らせ」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年3月15日

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市立旭川病院からのお知らせ

治療をやめないで!大人のぜんそく

ぜんそくのイラスト

市立旭川病院では、市民の皆さんが健やかな毎日を送れるように、健康づくりのお手伝いをしています。今回は、ぜんそくについてお話します。

ぜんそくは子供から高齢者まで、幅広い年齢で発症する病気です。服薬や生活上の注意点などについてお知らせします。


 

ぜんそくとはどんな病気?

ぜんそくは、気管支の慢性炎症によって、冷たい空気やたばこの煙、呼吸器感染症などの刺激に対して、気管支が収縮して狭くなる病気です。
気管支が狭くなると、呼吸しただけでヒューヒュー・ゼーゼーと音がしたり、息をするのが苦しかったり、咳が続いたりします。症状は、周りの環境や体調によって、日々良くなったり悪くなったりするのが特徴です。

どんな症状があれば受診すべきなの?

  • 呼吸困難や息苦しさを感じる
  • 呼吸しただけで、ヒューヒュー・ゼーゼーと音がする
  • 咳が2週間以上続く

このどれかに当てはまるときは、呼吸器内科やアレルギー科がある病院や診療所を受診してください。

ぜんそくと診断されたらどのように治療するの?

まず、ぜんそくが悪化すると考えられる、次のような要因を減らすことが重要です。

  • たばこの煙~本人も家族も禁煙が必要
  • 犬や猫、ハムスターなどの毛~毛のあるペットを飼わない

そして、担当医から指示された薬の吸入や内服を毎日続けることが大事です。

症状が良くなったら治療をやめてもいいの?

ぜんそくは慢性疾患なので、症状が良くなっても完全に治った訳ではありません。
薬を一時やめて様子をみるという方法は、ぜんそくを悪化させて命を危険にさらす可能性があります。薬をやめると、個人差はありますが、数日から数か月で、以前と同じ咳や息苦しさを感じるようになります。ぜんそくが悪化して苦しむことを防ぐために、症状が良くなっても治療を続けましょう。

症状が良くならなかったらどうすればいいの?

  • 喫煙している人は、禁煙しましょう
  • 薬の吸入や内服をやめてしまった人は、もう一度、薬を指示されたとおりに服用しましょう
  • 吸入器の使い方が合っているかどうか、担当医に確認しましょう

上のような対応をしても咳や息苦しさが良くならなければ、速やかに、呼吸器内科やアレルギー科を受診しましょう。そして、治療を強化したり、より専門性の高い医療機関で診てもらったりするなどの対応を相談してください。

【詳細】市立旭川病院地域医療連携課(金星町1) 電話24・3181


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